「あきらめない!なんとかする」
【生い立ち】
はじめまして、ふみ整体院の院長の東野史裕と申します。
私のごあいさつをさせてください。
私は1982年2月23日『日本のへそ』といわれる兵庫県西脇市…の外れの黒田庄町でうぶ声を上げました。
黒田庄は寒くて、西脇市で唯一、雪が降って積もるようなところでもあります。
そのような環境で育ちましたので、学力はそこそこですが、体力には自信があり、辛抱強いところがあります。
私の家族構成は、祖父母、父、母、弟、妹、ロク(秋田犬)の7人家族で、妻と娘と息子がいます。
【整骨院を志した契機】
昔から自分のしたことで相手が喜んでくれることに幸せを感じる方だったので、漠然と人の役に立てる仕事がしたいと思っていました。
1番身近で「人の役に立つ仕事」をしていたのが私の叔父でした。
叔父は整骨院を経営しており、治療して次々に患者さんを笑顔にしている姿を見て尊敬していました。
そんな叔父に私が治療を受ける機会が訪れました。
学生時代にやっていたテニス競技で腰を痛めて歩くのも痛い状態になってしまったのです。
叔父は親身に私の腰の治療やリハビリをしてくれました。
その時、「自分のためにここまでしてくれるのか!」と感動し、自分もこんな素晴らしい仕事がしたいと治療家を志すようになりました。
「自分もこんな素晴らしい仕事がしたい!」と自分の整骨院を持つことを夢見るようになりました。
【開業とぶつかった壁】
磨きをかけてきた技術と知識に自信を持ち、2010年に整骨院としていよいよ開業。
保険診療で治療を始めましたが、保険診療では痛みのあるところしか診ることができません。
そこに保険診療での施術に限界を感じました。
痛みがあるところ以外にも原因がある場合が多いのです。
【治療家としての転機】
それから数年悩みましたが、患者さんを根本的に治したい!という思いで2016年に保険診療を完全にやめ、自費診療で施術を始めました。
しかし、今度は保険診療の時より症状の重い方が来院されるようになりました。
その方たちには筋肉を緩めたり部分的に関節を整えたりするような施術では不十分。
症状が重い方に対しては満足な治療ができずに自信を失くし、一時は辞めることまで考えました。
しかし負けず嫌いの私は自分の知識と技術をアップデートさせる道を選びます。
「学び直して症状の重い方も救うんだ!」
そんな思いから勉強し始めたもののまたもや大きな壁にぶつかりました。
症状の原因と改善策が分かっていても、仕事の都合上、原因除去できない方やひどい変形をしていて改善が困難な方もいて心が折れそうになりました。
そんな時、2015年に出場した100kmウルトラマラソンでの経験を思い出しました。
果てしなく長い距離で何度も諦めそうになりましたが…
「あきらめない!なんとかする」
決めたことはやり切らないと気が済まない性格も助けとなって最後まで気力で走りきることができ…
あの時のように最後まで諦めなければできる!と自分を奮い立たせてコツコツ学び続けました。
患者さんの身体のバランスがなぜ取れていないのか。
どうすれば今の状態から立て直すことができるのか。
患者さんは普段どのように過ごしているのか。
必死に学んでいくうちにそこまで考える必要があることに気付きました。
その努力が身を結び、歩行から身体全体のつながりを診てどこに問題があるのか把握して、バランスを取るために必要な関節の整復(施術)、生活習慣の改善、日々の体の使い方の詳しい指導もできるようになりました。
身体が変わって患者さんの表情が明るくなるのを見るうちに自信がつき、初めて、心の底から『大丈夫ですよ!』と伝えられた時は本当に嬉しかったです。
【治療家としての思い】
対応できる症例が増えてもさらに難しい症状でお困りの方がいらっしゃるので、より学びが必要になり日々勉強しています。
終わりのない修行のようですが、一つのことに夢中になるタイプなので学び続けるスタイルが性に合っていると思っています。
そんな毎日の原動力は他でもない患者さんの笑顔と「ありがとう」です。
様々な治療を受けても改善せず、症状がひどくなる一方の方々の力になりたいという思いで施術しています。
私は身体の構造を細かく理解してバランスが取れなくなっている原因をつきとめ、どの程度のダメージを受けているかを把握し、その人にどんな治療が必要なのかを判断することができます。
ここまでできる術者は一握りです。
症状がひどい方の最後の砦になるという使命感のもと日々精進しております。
一緒に10年後も20年後も健康な身体づくりをしていきましょう。
ふみ整体院 院長 東野史裕