脊柱管狭窄症の悩み

安静、注射、湿布をしても整骨院・整体に行っても良くならないあなたへ

こんなお悩みないですか?

  • しばらく歩いていると、足にしびれや痛み、冷たさなどを感じて歩けなくなる
  • 脊柱管狭窄症と言われて整形外科や整骨院に3ヶ月以上通っているが、保険施術では効果が感じらない
  • トイレで小さい方が近く、キレも悪くなってきている
  • 繰り返す腰痛をなんとかしたい
  • どこにいっても同じ……とあきらめている方
  • もうこれ以上、ブロック注射や坐薬、コルセットには頼りたくない
  • 一生脊柱管狭窄症と付き合っていくしかないと思っている
  • 手術をしたが、結局また痛みが出てきて繰り返しになっている
  • 座っているのも腰がつらいが、家事で立っていることもつらい
  • 自転車は痛くならないので乗れるが、歩くのは辛い。このままでは将来が不安

そのお悩み当院にお任せください!

『脊柱管狭窄症』ってどんな病気?

背骨には、脳から続く神経である脊髄が通るトンネルがあります。これを脊柱管と呼びます。脊柱管狭窄症とは、骨や靭帯の肥厚、椎間板の突出などで、脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫され、腰の痛みや脚のしびれなどの症状を起こすものです。長い時間歩くと症状がひどくなり、しばらく休むとまた歩けるようになる、「間欠跛行(かんけつはこう)」が典型的な症状です。後でもう少し詳しく述べていきますね。

脊柱管狭窄症が治らない理由

1、原因がハッキリとわかっていない

家を建てるのには、緻密な設計図が必要です。さらに、いい家を立て住みやすい家として作ってもらおうと思うなら、大工さんの家に対する知識と深い経験が必要だということはお分かりになると思います。
なんとなく、設計図もなくカンを頼りにつくる家を何棟も立てられることはありません。
ヒトの体においては、家とは違い、完璧に出来ている状態で私たちは日々暮らしています。しかし、さまざまな理由で『完璧』ではなくなります。当たり前に『歩く』『座る』『立つ』こういったことが知らないあいだにできなくなっているのです。
その理由自体が原因なのですが、さまざまな理由は、悪くなる順番や、経過した年数が違うと対応がすべて変わってきます。それに加えて、脊柱管狭窄症の場合は、『症状がよくなっていくのを感じられにくい』という特徴があるために、対症療法に頼りがちになり、日常生活の中に大きな原因があるにも関わらず、その原因を取り払おうとせず、大きな問題である日常生活での悪習慣をないがしろにしてしまうことが一番の問題です。
ではなぜ、『症状がよくなって行くのを感じられにくい』のかというと、いくつかの要素が関係してくるからです。

①脊柱管内部の変性・肥厚がすぐには変わらないから

これは、狭くなっている脊柱管内に対して、繰り返しの力が加わり続けたことによる変化によって、鍾乳洞形成のような時間のかかった変化をしていくからです。
悪くなるのに時間がかかったものは、リモデリングという形を修正していこうとするヒトの持つ治癒力によって、本来の身体の使い方をし続けているとその脊柱管内を狭くしているものを不要として、組織を吸収していく時間をとることが出来れば自然となくなっていくと考えられます。
しかしその時間には、本来の背骨の持つ動きの『曲がる・伸ばす・ひねる』という、それぞれのいい動きが取り戻されて、回復出来る環境が整っていくと、1ヶ月~3ヶ月程度でリモデリングされていくと考えられるので、動作の回復からそのくらいの時間が必要になります。

②最低3ヶ月からかかる……その日数が我慢できない

上記したように、回復には2つの段階をたどる必要があります。
(1)動作回復期
(2)組織リモデリング期
この2段階目までが経過していくまで早い方で3ヶ月ほどかかりますが、痛みに耐えられないと、3ヶ月はとても長く感じてしまうことが、リハビリに取り組む意欲をそぎ、いつまでも回復しない原因になっています。

③正しい回復の順序を追った施術・取り組みではない
脊柱管が狭窄してしまうと言われているこの症状は、とても技術と症例に対する知識を要する高難度の症例でもあります。

・きちんと回復した例が少ない・皆無
・症状発現までのメカニズムの正確な把握がなされていない
・施術がとても難しい
・患者さんをやる気にさせるために間違った方法で悪くしてしまう(対症療法と重なる部分です)
・こういった理由から、回復までの過程を感じられないばかりか、回復にさえ至らないことがあるのです。

2、対症療法でごまかしている

対症療法とは、『とりあえず』やっておこうという考え方です。
これとは反対の考え方としてあるのが、『根本的な解決法』ということになります。これは、脊柱管狭窄症特有の2段階回復の原因に由来する部分も少なくないです。

施術者側の考えていることとして、
・ すぐに変わらない
・難しいからよくわからない
・どうよくなっていくのか読めない
・そもそも治せる自信が無い

こういった問題が、対症療法だけ済ませてしまう理由となります。

ちなみにこの対症療法として根本的な解決とならずに、回復するためには好ましくないいくつかの方法には、
・飲み薬や塗り薬、シップでは動作の回復にはならない
・ストレッチでは動作の回復に関与しない場合が多い
・マッサージでほぐしてしまうことで関節の動きを悪くしてしまう
・牽引してしまうことで、正常な組織・動作の回復を止めてしまう
・コルセットをまくことで、骨盤の前後方向の動作制限を呼び、動作の回復を止めてしまう
・腰をあたためてしまうことで、血流への過剰反応を呼ぶばかりではなく、動作回復の足かせになってしまう
・ズレやゆがみを治そうと『ズレ』をとることに注力すると、関節本来のはたらきが失われるため、動作に変化が出ても回復期に正常なリモデリングが行われなくなります

このような代表的な対症療法によってそれぞれ、根本解決とは程遠い経過をたどることとなります。

その場の変化を追いかけることで向いている方向が180度変わってしまう例といえます。

 

3、そもそも施術側の症例のメカニズムや回復のために必要な理解に乏しい

前述したように、脊柱管狭窄症の回復の過程には2段階必要です。
(1)動作の回復
(2)組織の回復とリモデリング

こういった理解がないばかりか、動作の回復には『正常歩行の再獲得』これが必要です。

正常な歩行の回復には膨大な知識と技術力を要するため、このことが脊柱管問題の回復のためのハードルを大きくあげています。

 

正常な歩行のためには、
・疾病形成因子や治癒阻害因子といったマイナス要素の除外
・重力に対してのバランスを取る『骨盤』のはたらき回復
・全身にある、各種の重力感知機能の回復

 

といったことが必要になります。これらはマッサージや電気療法・手術といったような対症療法とは全く異なる診方であるため、多くの先生はこれらを合わせた知識と技術習得のための学習や技術研修をしている方がとても少ないのが現実です。

 

そもそも脊柱管狭窄症とは

 

脊柱管狭窄症にはこんな症状があります

・長い間歩けないが、しばらく休むとまた歩ける……間欠性跛行
・前かがみになると楽

この2点が主な自覚症状です。

脊柱管狭窄症とは、首から腰骨までの脊柱(背骨)の中を椎間板や関節、黄色靱帯などで囲まれた脊髄の神経を通す道が狭くなり、神経に触れて生じる痛みやしびれによるものと、『間欠性跛行』という足に流れる血流が上手く流れなくなることで痛みやシビレが足にかけて走り、歩きにくくなる特徴的な症状と合わせて起こるものとされています。
特徴
歩きはじめてしばらくすると、だんだんと足がシビレたり痛みが出る・重くなるなどして歩くことが辛くなります。
そこで一旦休んで腰を丸くしたり屈めてしばらく休むと、また歩けるようになりますが、同じように繰り返しの症状を起こすことが特徴です。
しばらく歩いて、歩けなくなる時間には個人差がありますが、狭窄症のタイプや悪くなってからの経過によって違ってくるようです。
目安として、20分以上歩くことが出来なければ、症状としては重いタイプと考えてください。

 

脊柱管狭窄症の種類 腰部脊柱管狭窄症はどの神経が圧迫されるかによって、次の3つに分けられます。

  1. 神経根型
    神経根が障がいされるタイプ。
    身体の使い方によって左右どちらかが障がいされ、片方の脚に痺れ・痛みが発生します。時に両側が障がいされる場合もあります。
  2. 馬尾型
    神経の束である『馬尾神経』という部が障がいされるタイプ。
    これに関与する多くの神経が影響を受けるので、神経根型よりも広範囲かつ多様の症状が出やすいことが特徴です。
    馬尾型では、両側に症状が広がり、痛みや痺れの他にも脚の筋力低下や冷たい感じ<感覚の異常>や膀胱・直腸へ神経障がいが起こり、おしっこや排便コントロールが効かなくなることで軽い失禁をすることもあります。
  3. 混合型
    神経根と馬尾の両方が障がいされるタイプです。
    症状として馬尾よりも重く、両方の症状が出ることが考えれます。

 

脊柱管狭窄症が起こる原因

脊柱管狭窄症の症状が出るまでの過程を考えると、少なくとも5年以上前から要因を抱えたものがそれぞれの経過を辿って発症していくものと考えられます。

・椎間板の組織変化(変性)により起こるもの
・脊椎の椎体・椎弓の骨の変形でおこるもの
・椎間関節にある関節包の組織が厚くなることで(肥厚する)起こるもの
・背骨の骨折や亜脱臼などによって起こるもの
・すべり症(骨折や脱臼などによる縦方向のズレ)により起こるもの
・すべり症以外の脊椎の回旋や横方向のズレによりおこるもの
・上記のそれぞれが合わさった要素として起こるもの

 

脊柱管狭窄症の原因のウソ

 

1、神経圧迫で痛みは出ない

腰部ヘルニアやこの症例でも同様ですが、多くのメディアやHPなどを散見していくと、脊柱管内が狭窄した結果、神経の根っこの部分~その先の部分が圧迫されたことによって生じる痛みと解釈しています。
しかし、それは全くの誤解で、潰されるような力が神経にかかっているようで、実際に神経にかかる力によって神経が麻痺したり痛みが出る場合には、神経線維それ自体が牽引されて引き起こされていることが見て取れるのです。
症状としても、前かがみになって休んでまた歩けるようになる脊柱管狭窄症と、腰部椎間板ヘルニアの痛みの消失の仕方は異なっています。
また、神経が圧迫されているならば、姿勢を変えた程度ですぐに収まるようなことはないでしょう。これが理由になります。

2、老化によって脊柱管が狭くなるため

そもそも、老化とはなんでしょうか?
諸説さまざまな学者が多様な見解を残していますが、端的にいうと、多くの学者たちの共通見解は『機能低下とその過程』といっています。
実際、ウィキペディアではこんなことが書かれています。
老化(ろうか、英: ageing、aging)とは、生物学的には時間の経過とともに生物の個体に起こる変化。その中でも特に生物が死に至るまでの間に起こる機能低下やその過程を指す。
<Wikipediaより引用>
では、すべての老化した方に脊柱管狭窄症による症状が出ているかというそうではありませんよね。腰が曲がった方でもその症状が出ていない方もいらっしゃいます。これが紛れもない老化だけが原因では無い根拠になります。ですから、老化のせいとあきらめている方は、おめでとうございます、まだまだだいじょうぶです!
ではその改善法について、このあと説明していきます。

 

当院での改善法

 

原因の部分を逆にたどって行くことが唯一の改善法

症状が本質的に落ち着く先のことを『平癒』と表現しますが、ここにいたるまでの3STEPをお伝えしていきます。
1STEP:疾病形成因子除去(初期~)

2STEP:歩行機能改善(疾病形成因子の除去の目処が立ってから本格的に)

3STEP:形質修復期の促進(歩行機能が改善してきた後に行います)

 

脊柱管狭窄症では、こういった施術の基本であるこのステップを正確に踏んでいく必要があります。

かんたんにまとめていきます。

1STEPにて悪くしている要素をすべて取り払います。

2STEPでは、本来皆さんが持ち合わせている『きちんと歩ける身体の働き』を、潤滑整復という関節の動作の生理を取り戻すべく施術し、改善していきます。

3STEPでは、2STEPまでで狭くなった部分を修復しようとする力『リモデリング』が働く環境を作ったので、さらにその働きが加速するように必要な運動や施術を行っていきます。

 

痛みは本当に耐え難く、つらいものですが、症状が改善していく過程には痛みだけにフォーカスして、それを取ることが『最善』とはなりません。
人には治癒力という素晴らしい回復力を持っていますが、良かれと思ってやったことが、実はマイナスであった……と、自らで悪くしてしまっていては、本来働くべき治癒力も十分に働くことができません。

それ故に、私どもの脊柱管狭窄症の改善のための3STEPは、症状が回復していくために必要な要件をきっちり抑えたものにしてあります。あなたのつらい症状が、本質的に落ち着く『平癒』までには早くて3ヶ月、平均6ヶ月と時間がかかります。

長年歩くはたらきを失ってしまっている方に関しては、歩行機能改善に時間がかかるため、1年近く掛かる場合もあります。理由は、この症状の本質的原因が『歩行機能の喪失による組織の変性』であるからです。

かんたんにいうと、使わない身体のはたらきに合わせて、身体が変形するということです。

それだけに、①ネガ除去-②機能回復-③形質修復このステップは欠かせないのです。

この症状克服の必要なことは、目先の痛み負けずにあきらめない気持ちだけです。
この勇気さえふりしぼって頂ければ、私があなたの勇気をしっかり受け止めます。まず最初の一歩を踏み出してあげてください。

 

具体的な症例