坐骨神経痛の悩み

安静、注射、湿布、ストレッチをしても

整骨院・整体に行っても良くならないあなたへ

こんなお悩みはありませんか?

  • 痛みとしびれで足に力が入らなくなることがしばしばある
  • 病院で坐骨神経痛と言われた
  • 腰から足にかけてシビレ・痛みが1カ月以上続いている
  • ボルタレンやロキソニンでごまかすことが続いている
  • 右足の太ももから足先にかけての痛みが生活の邪魔をしておっくうになる
  • 長時間立っているのがつらいことが多くなってきた
  • 整骨院や整形で牽引や電気治療をしたが、一向によくならない
  • ごまかしながら一生付き合っていくものと諦めている

そのお悩み当院にお任せください!

『坐骨神経痛』とは

腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因によって圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれなどの症状のことを指します。 多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、足にも影響していきます。後に詳しく述べていきますね。

坐骨神経痛が治らない理由

もし、他の病院や整骨院、マッサージなどに行っても、坐骨神経痛が良くならないのであれば今から下記の治療方法を現在行っていないかチェックをしてください。
良かれと思って行っている治療が、逆に体の治癒力を妨げて治りづらくしてしまいますので、もし下記の治療を行なっているのでしたら今すぐ改めないといけません。
下記のような治療法は坐骨神経痛の治りを妨げている可能性があります。

  1. コルセット
  2. 病院や接骨院でおこなう電気治療
  3. 牽引治療
  4. マッサージ、指圧
  5. 湿布、痛み止めの薬
  6. 手術
  7. ストレッチ・ヨガ

これらの治療は果たして本当に有効なのでしょうか。

(1)コルセット

『固定することが当たり前』 痛みがあるときには、この考えが多くの先生の頭の中にあります。理由は、骨折や脱臼・ねん挫などは安静にして治すという考え方があるからです。動きの中心である腰が固定されてしまうと不自然な動きを強いられることになり、もともとの症状に合わせた症状が出てくることすらあります。
そもそも、腰は固定させてはいけません。継続使用することで筋力の低下を招き、腹腔内圧力を高めてしまったり、原因の一つである炎症を温めることで取れる痛みも取れなくなってしまいます。

(2)病院や接骨院でおこなう電気治療

電気治療の目的は、あくまで表面的かつ、一時的な痛みをとることです。
基本的にこれらの電気治療の目的は痛みの緩和・除痛です。どこを狙って電気を流すのかというと、おもに筋肉・痛覚を感じる神経に対して行われます。
しかし、痛みの原因を探ると、筋肉や痛みを感じる神経だけでなく、関節や骨盤、脳の動作制御など様々な原因が考えられます。すべての原因にアプローチせずに痛んだ箇所に電気をあてても、一時的に良くなってもまたぶり返してしまいます。

(3)牽引治療

牽引治療が有効なのは特殊事例だと言われています。
牽引治療のはじまりは、『炭鉱夫』と呼ばれる職業において落石で頭や頸椎、背骨などに衝撃が加わり陥没した際に使われていた治療法です。しかし、現在の臨床現場ではどうでしょうか? 落盤・落石事故はほとんど発生するものではありません。それだけではなく、最新の研究によると、牽引による力のかかり方が関節の動きを悪くすることがわかっています。陥没骨折をしていないのなら、いますぐ牽引治療はやめてください。

(4)マッサージ、指圧

体の不調の原因は筋肉だけにあるわけではなく、関節や骨盤、動きを制御・出力している脳との連動した絶妙な動きの中に痛みや症状の要因が含まれています。
むやみに筋肉がほぐれるまで筋肉ばかりにアプローチしていくだけではなく、まずどこに原因があるのかを探ってご自身にも理解して頂いた上で、まず、原因を見極め、それに合わせた必要な施術をしていくことが肝要といえます。いつまでもマッサージをして少し軽くなり、また痛くなるからマッサージ……という負のスパイラルにはまってしまいます。

(5)湿布、痛み止めの薬

現在、シップには大きく ○冷感湿布○温感湿布○消炎鎮痛剤テープ  というタイプがあります。それぞれ冷温どちらもある理由は、痛みがあるときには初期症状には冷やして、炎症が消えてくる炎症期を過ぎた頃には温めるのがよいと言われています。それゆえに冷温両方用意があるのです。
なかなか良くならない痛みの場合、痛みの発生している患部に原因があるとは限らないのです。痛みを改善するためにはもちろん、まずは炎症を取り除くことですが、その次に炎症が出てしまった原因をとらねば、体のちょっとした使い方で症状を何度でも呼び起こす可能性が大いにあります。これがクセになっている状態といえます。それだけに、シップではまた痛みがぶり返してしまいます。

(6)手術

外科的処置や手術は『最後の砦』と思われている方は少なくないのではないでしょうか?  手術にも様々なものがありますが、数年経っても再発しにくい手術と再発しやすい手術があるのですが、それぞれ……

  1. 原発性対応原因除去手術
    明らかに、原因が手術領域に由来し、それを取り除くことで原因と対応が同時に行えるもの。
  2. 非原発性対応選択的手術
    複合的な要因を取り除かず、その手術を行わなければ治らないからといった消去法的に行うもの

骨折など、原因が明らかな手術は①に当たりますが、それ以外の観血的な多くの手術は、②の手術で、その症状が出た理由ではなく、それ以上痛みや症状による苦痛を広げないために、ひとまず病巣を取り除こうという消極的な理由から行います。例えば変形性関節の手術や、1年以上続く症状や痛み対するものへの手術がこれにあたります。
この場合、どうしてそうなってしまったのか? という原因を突き詰めるように追わずに、痛みにつながる部分だけを手術してしまうために、数年たった後の同じ部分や周辺の領域、あるいは違う部位に症状が移動してしまうのです。
一番大事なのは、坐骨神経痛の本当の原因にアプローチできるかどうかです。そこについては後ほどお話します。

(7)ストレッチ・ヨガ

ストレッチとは『伸ばす』という意味です。筋肉は伸ばしすぎるとプツンと断裂する恐れがあります。しかし身体の場合はそういった事故を未然に防ぐための仕組みを持っていて、あらかじめどこかが壊れそうになると、動きに痛みとしてブレーキをかけさせるか、伸ばされたあとに反射としてさっき伸ばされた時よりも、縮めて切れないようにと防御反応を示すのです。これを繰り返し行った場合、筋肉や関節は柔らかくなるばかりか、かえって硬くなってしまうことさえあります。
それだけではありません。痛い関節や周辺の場所をストレッチをした場合、それ以上関節や筋を壊すまいと、身体が起こした防御反応を破ってしまい、関節内に牽引性の力をかけることになり、関節を壊してしまうおそれさえあります。
痛みのある状態では筋肉や関節を硬くしてしまい、症状を悪化する恐れがあります。

そもそも坐骨神経痛とは

坐骨神経痛の症状の現れかたは、人によって様々です。
どんな症状があるのか説明していきますので、あなたの症状に当てはまるかどうか、チェックしていってみてください。

【腰痛】
腰痛によって、仕事に支障が出ているビジネススーツの女性
坐骨神経痛は、臀部(おしり)から脚にかけて通っている坐骨神経が、何らかの原因で圧迫されることにより神経痛が生じている状態です。症状としては、臀部から太ももの後ろ側にかけて鋭い痛みが起こることが多く、かかとや足の裏まで痛みの範囲が広がる場合もあります。
症状としては、不快感として感じる他、感覚異常や、ビリっとした痛み・痺れた感、違和感がある感じなど、不快感・強さ・出現のタイミングは個人差があることが多いです。
また、初期に感じた違和感が徐々に痛みに変わる場合や、疲労が重なったときなど突然として、太もも付近の痛みや痺れが現れるケースもあります。

生活の中での坐骨神経痛の症状 

* お尻から足にかけて、ズキンと激しく痛んだことがある
* 腰部に鈍い痛みが長時間続いたことがある
* 前かがみで重いものを持ち上げた際に、お尻に痛みを感じることがある
* 旅行やウインドウショッピングなどで長時間ブラブラ歩いたり、立ったり、座っていると腰部が痛くなる
* 寝ている時腰が痛くなり横向きなど、一定の姿勢を取ってしまう
* 朝起きたときが一番腰が痛くなる
* 1日の終わりが近づくと徐々に足が痛みが増していく
* 足が痛くて、足を引きずるようにしないと歩けない(跛行(はこう))よく見ると、痛みのある側の足は接地の際、内側を向いている
* 痛む方の足の血流が悪く、ひどく冷えてる

上記のような症状が坐骨神経痛の特徴的なものです。

坐骨神経痛による「痺れ」の感じ方は人それぞれ?

【脚・ひざ】

ふくらはぎの痛み、むくみのイメージ
神経痛とは主に「しびれ」と思っている方がいますが、その内容は様々で、坐骨神経痛を患っている患者様によって表現が様々です。
私は、坐骨神経痛で悩む方を1日に10~15人ほど診させていただいていますので、たくさんの症例や経験があります。
坐骨神経痛で悩む方の「しびれ」以外の表現を挙げてみますと、* じんじんする
* 痛み
* つっぱり感(ハリがある)
* 熱い・血が通ってない気がする
* ぼんやりする
などの表現があります。中には、太ももの筋肉痛や肉離れなどと思い、1~2週間様子をみても、なんの症状に変化がないので来院される方もいます。
また、坐骨神経痛とは医師が診断する症状名のことではなく、状態を表す言葉です。頭痛や腹痛が病気の名前ではないようにあくまでその様子を示したものです。医師資格の無い整骨院・整体などで「坐骨神経痛」だと言われました。という方がいますが、お尻~足にかけて痛みやしびれを伴う症状を「坐骨神経痛」と言うので、それは原因とは言わず、痛みの場所を指し示してそう呼んだにすぎません。
また、診断を下すことのできるドクターがいる整形外科でレントゲン、MRIを撮って「坐骨神経痛」と言われる方もいらっしゃいますが、たいていの場合、それは確定診断が付けられずにとりあえず使う言葉あり、原因が分からなかったときに使う言葉です。言うならば、あなたは「足に痛みとしびれがあります」と言われているようなものなのです。

坐骨神経痛=足のしびれ

一番重要なことは、坐骨神経痛を引き起こしている原因を取り除いていくことなのです。それを解決しない限り、時間が経って症状が消えたとしても、根本的な改善にはならないでしょう。根本的に解決していくためには、動きやすい関節と筋肉の滑り具合、そして体の使い方から、正しい歩行の方法を習得していくことがカギになっていきます。

坐骨神経に障害が起こる2つの原因

坐骨神経痛を訴えて病院を受診したとしても、病院では原因がはっきり分からない場合が非常に多いです。坐骨神経痛を含む腰痛を訴える人のうち、約85%は原因が特定できないといいます。
では、残りの特定できる原因とは何でしょうか。原因が特定できる中で一番多いのは、腰部の神経圧迫が原因で起こる椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症です。この2つの病気では、特に坐骨神経痛を訴える患者さんが多いようです。

原因1:坐骨神経痛の原因に最も多いのが腰椎椎間板ヘルニアだと言われています

<メカニズム>

腰部の背骨は、椎体と呼ばれる骨の部分と、その骨と骨の間にクッションの役割をする椎間板があります。さらに、椎間板は繊維輪と髄核と呼ばれるものでできていますが、これが正常な中心位置から外に飛び出して見える状態を『ヘルニア』といいます。しかし、椎間板自体の弾力はゴムのように柔らかいため、少しくらいの飛び出しくらいでは、直接神経を圧迫することはありません。実際、ヘルニア手術をして飛び出した状態をとったところで再発することはしばしばだと言われています。
では実際はなぜしびれるのでしょうか? それは、正座したときにしびれるメカニズムよく似ています。正座したときに足がシビれる理由は、おしりから足に続く神経が重みと引き伸ばされたことによって神経の伝達に異常が生じます。これと同様で、腰椎の土台となっている仙骨という骨盤の中央に位置する骨が、重力に対して傾きが生じると、その上の腰椎も合わせてバランスをとったカタチで傾くため、腰椎横を走る神経は、それぞれ左右で引っ張られる力が変わります。左に腰椎が傾けば、右の神経は引き伸ばされ、正座のごとく引っ張られ、痛みやしびれにつながります。また、反対もしかりです。
<診断>
病院で診断を受けて初めてこの名前がつきます。調べ方は、症状が進んだものではレントゲン検査である程度当たりがつき各診断をされる先生によって診断名がつきます。それ以外の疑いがあった場合には、MRI検査で診断できることが多いです。MRI検査ではっきり診断ができない場合や手術が決まって詳細に検査する場合には、腰椎内部に針をさして(穿刺)、その中に造影剤を入れて状態を可視化しみていく脊髄造影という検査を行います。
当施術所での診方は、仙骨の傾きをみるため、重力に対してどう身体が対応しているのかをまず歩行で特徴的な動きをみていきます。そのあと、バランス検査をし、どの程度グラグラせずに日常でバランスを取っているのかを確認していきます。そのあと、骨盤と大きな関わりのある股関節の動きをみていきます。さらに、全身の重力を感知している各関節のねじれと傾き、動きを確認した上で、正常な歩行からどう外れているのかを探るという診方をし、診断名をつけるのではなく、本質的な問題をみつけていきます。

原因2:腰部脊柱管狭窄症と診断されるもの
<症状>
安静にしていると痛みはあまりありませんが、歩き出すとお尻から太ももや足の先にかけて痛みやしびれが現れます。そのため、長い距離を歩けなくなったり、しばらく休憩するとまた歩けたりということを繰り返します。このような歩行は間歇性跛行(かんけつせいはこう)と呼ばれ、脊柱管狭窄症に特徴的な症状です。
その他、痛みが起こる前兆症状として、寝ていて足がよくつるようになることや、片側だけ冷えやすい、足をひねったりつまづくといった足の動きに問題がではじめることが多いです。症状が発生してからは、排尿時にキレが悪かったり出ないこともあります。反対に出現する左右の具合次第では、頻尿になり、くだし易いお腹になることや、全く反対の便秘になると、坐骨神経痛を患った多くの患者さんの訴えがあります。
<メカニズム>
神経が通る道の腰椎の脊柱管が、腰椎の変形などによって狭くなり、脊柱管内の圧力が高まった際に変性変化した脊柱管内の軟部組織が骨盤内部を通る神経や血管を引っ張ることで症状が発生します。変形の原因としては、持続的な内部に対する力学的刺激です。症状が発生していないプロスポーツ選手にもこういった視覚的変化を画像診断で読み取ることが出来るそうですが、この場合、必ずしも症状が出るとは限らないようです。一般的には、年を取ると背骨が変形したり、椎間板が変形したりするため、このような狭窄が起こりるのです。
腰椎椎間板ヘルニアに比べ、中高年に多いのが特徴です。同じように脊柱管内が狭くなっていても若い世代に症状があらわれにくく、中高年に出やすい理由は、脊柱管内の細胞の脱水が挙げられます。どういうことか申しますと、赤ちゃんは体内水分量は80%近くで、80歳を過ぎた方では60%の水分量に迫る数字があります。見た目でも分かりやすく違いをしるすべはあります。若年層の水っけの多さがシワや水弾きの違いを考えると、理解に難しくないと思います。その差は、目には見えない身体の中の細胞のミイラ化・・・つまり細胞内脱水状態です。
細胞内脱水の主な原因としては、各種栄養素によるものとも言えますが、同じ高齢者の方でも細胞内脱水のなる人とならない人の違いとして、その年齢までの活動量や歩行量に比例しているのではないかと考えられます。その点からも、正常な歩行や身体の動作を若い時のように近づけていくということは意義があると考えていくと、そのメカニズムに不自然さはないと言えるでしょう。正確には、脊柱管狭窄症の主症状である間欠性跛行という休んだら治まるというものは、血管障がいによる痛みであるので、必ずしも脊柱管が狭窄したことによって坐骨神経痛が出るとは限りません。同時に坐骨神経症状が現れることがあるという程度です。
<診断>
MRI検査で診断できることが多いようです。MRI検査ではっきり診断ができない場合や手術が決まって詳細に検査する場合には、腰椎に針をさして造影剤を入れて脊髄造影という検査を行うこともあります。

その他の原因

●腫瘍などの本来存在しない異物によるもの
こういった可能性も実際存在しています。ただ、この場合、病院でのMRI検査ですぐに見つけてもらえます。

●仙腸関節由来、椎体性支点移動によるもの
この2点の問題発生の起点は、正常な歩行が得られない状態が数年続いた場合や、過去に起こしたねん挫や骨折によって正常な歩行が出来なかったために、歩行の際に運動支点となる骨盤内の正常なバランスを取ろうとする、筋肉や関節の滑らかな滑動という働きが低下したために起こるものです。
骨盤は建築で考えるところの基礎に当たります。腰椎はその柱などの支柱と考えます。基礎(骨盤)が傾けば、その上に位置する支柱(腰椎)が傾きますよね。人の場合、それを補おうとして、いくつかの場所で支点形成をし、重力に対して全身のバランスを取っていくのです。その支点の作られた場所が髄核という腰椎内の場所か、椎間関節の際の部分なのか? ということです。

●梨状筋症候群
これは、お尻の筋肉である梨状筋が固くなることで起こるものです。固くなる理由は様々ですが、多くの場合症状は軽く、自然治癒することも少なくないものです。

●DLPFCによるもの
NHKスペシャル番組で紹介されていましたこの聞きなれない言葉。脳で痛みを回路を作ってしまう部分がこのDLPFCです。これは、様々な自覚をしていくことができなかったか、その機会を得ることができなかったために起こるものです。しかし、日常生活との関わりが大きく関与するため、これだけの原因で痛んでいるかどうか? 経過があって実際に悪くした原因と絡めて複合的な理由が存在するのかどうかを考えていくと、すべて脳の責任にしてしまうことは少々無理があるのかもしれません。

当院での改善法

同じ椎間板ヘルニアは一つもなく、全く同じ回数・場所・出現時間の坐骨神経痛も存在しません
これだけやっておけば大丈夫ということは、人の体においては多くはないのです。それだけに私どもが行っていく改善方法の第一歩は、あなたの生活環境や過去のケガ・病歴・スポーツ歴・仕事環境・交通事故歴など、今の身体を作っている歴史を把握させて頂くことから始まります。
次に、疾病形成因子という、本来あなたの持っている治そうとする力、自然治癒力を妨げている力を取り除いていくことを一緒に考えていきます。これは、ご自分で気がつきそうで動作の意味や体に与える影響を、人間工学など、動作解析に基づき考えていく必要があるため非常に重要な意味があります。
また、すべて一度に覚えることや変えていくことはとても難しいです。なぜなら、あなたが長年当たり前としてやってきたこと・考えてこと・取り組んできたこと・良かれと思って続けていたことであるからです。ですので、これは慎重に出来るところ、やれるところからひとつずつ取り組んで頂きやすいカタチで提案していきます。

坐骨神経症状に対しての直接的アプローチ
狭くなった脊柱管内の圧力が上がり、痛みが出ていると判断されれば除圧考え、アプローチ。これは、脊柱全体の連動した捻じれや縦の動き・横の動きが出るようにしていきます。そのために必要なことは、脊柱(背骨全体のこと)全体が一体となって大きく動くために土台となる骨盤(特に仙骨)の動きや傾きが重要です。
この動きの改善のためには、ズレや歪みを見るのではなく、関節している部分の滑動状態を改善していきます。これを潤滑させるといいますが、この潤滑状態が作られた上で、防御反応として固くなってしまった梨状筋などの筋肉や、それらを機能的につなぐ、筋連帯・筋膜といった部分にも動きの制限に繋がっているのであればそれらを解除していきます。時間経過が経つほどに、おしりまわりの筋組織や椎体にある軟骨などの柔らかい組織は変性といって元の状態とは違った組織変化を起こし、回復まで時間がかかります。
組織再生のために、その働きが必要とされるとカタチも修復されるという生物全体の生の法則:要不要の法則にしたがい、『機能(はたらき)を要請(使うからそれに必要な状態を呼び起こす)する』目的で栄養面のアドバイスや、身体を作るもととなる必要な生理的で安全な運動を行っていきます。
また、これらは、アドバイスの中に組み込まれているため、来ていただいている時に行うものもあれば、ご自身で取り組んでもらうものまで合わせると、160種類以上のバリエーションがあります。それらを補助的に行いつつも、実際の施術中心に体力や変化量・ほか症状との兼ね合いに合わせた必要量に応じて選んでいく、オーダーメイド的施術を行います。
ひとりひとりに合わせて、やり過ぎず、足りなくないよう良く良くお話しを聞き、体の状態を重力変化から見つけていくので、

* 整形外科や整体に通ったが中々症状が改善しない
* いつまでかかるか分からないし、よくなる気がしないから諦めている
* 仕事やスポーツがら、仕方ないものと思っている

こんなふうに思われていても、お一人お一人をあなたの『歴史』から今を探り、施術し、悪くする要素を排除していくので、今より良くなって、仕事や家事でバリバリ動ける姿をみんなに見せて、自慢してやりたいと思えるのなら、是非一度、いらしてください。誰でも本気になればきっと改善できます。

具体的な症例とお客様の声

今の私に必要なことを丁寧に教えていただきました。Kさん

長時間座ってると肩が凝る、少しものを持つと腰が痛くなることが多く、それが慢性化してしまい、病院、整体、整骨院などで診てもらいましたが、その時だけでなかなか改善しなくて・・・
知人の紹介でこちらへお世話になることになりました。
なぜ、今の症状が出るようになってしまったのか、治していくにはどうすればいいのか?など私にわかりやすく説明してくださり、今の私に必要なことを丁寧に教えていただきました。
続けていくことで座り方、立ち方、歩き方などが少しづつ変わってきて、肩がこる、腰が痛くなるなどのようなことが減ってきて、根本的に治してもらったと思います。
治らないなと思っている症状があれば通う事をお勧めします。

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