椎間板ヘルニアの悩み
安静、注射、湿布をしても整骨院・整体に行っても良くならないあなたへ

こんなお悩みないですか?
- 朝起きるとき、すっと立ち上がれない
- お尻から脚の指先にかけてしびれと痛みが出る
- ちょっとした動きでギックリ腰になることが年に数回ある
- トレーニング・ストレッチをしているが逆に痛くなる
- 定期的に病院の診察やカイロ・整体・整骨院などを受けるが治らない
- 立って靴下を履けない
- 長時間の立ち仕事、デスクワークで同じ姿勢を続けていると何とも言えない「あの痛み」が出てくる
- とにかくこの痛みはもう治らないからもう諦めた
そのお悩み当院にお任せください!
椎間板ヘルニアが治らない理由
なぜ、雑誌やTVなどのメディアで言われているような方法やリハビリに施術、薬・民間療法などで多少は痛みをコントロールする事が出来ても、中々良くなっていかないのか?ということを、人の身体の成り立ちと、地球に暮らす誰しもが影響を受ける重力と身体の関わりから詳しく説明していきます。
治る力と壊す力を天秤にかけている不思議
身体には、様々なダメージや不調になった時、生命を維持しようとするために治そうとする力を備えています。そのことを自然治癒力といいますが、関節や筋肉を動かそうとする際には重力の働きがあるため、重力が身体に対して働きかけ、バランスを取ろうとする生命現象から、このことを我々は「内包力」と呼んでいます。通常、この内包力・自然治癒力は旺盛に働くので少し悪くなっても元に戻そうとしてくれるので、長く座っていても運動をたくさんしても関係なく治ろうとしてくれています。しかし、回復しようとする内包力を妨げるものがあった場合、悪いなりに落ち着けさせようとしていくのです。例えば筋肉で見ていきますと、最初は筋肉が張り、熱を帯びます。この事によって細胞への熱によるダメージから放散する熱によって守ってくれます。
数日の筋肉痛や、筋疲労程度を出した後に回復に導きますが、この筋肉痛によって出た熱を人の手で更に温めてしまったり、姿勢の悪さやマッサージなど余計な力を加えてしまい、その熱がうまく処理できずに蓄積してしまうと、回復のタイミングを失うため、そのままの悪い状態に保とうとするのです。
痛みは、悪くしちゃうから…これ以上「動かすな!」という身体からのサインとして出るものではありますが、その痛みを真に受けてしまうと、身体を動かしてバランスを取ろうとする重力への反応を受ける事ができません。こうなると、重力によって得られていた生命維持として身体のいい状態を保とうとする働き(広義での恒常性:ホメオスタシスという)が得られないことに繋がります。
つまり、椎間板ヘルニアで言われている椎間板が飛び出しているからそれをどうにかしようとして、痛み付近を画像診断で見たときの原因とおぼしき局所だけに注視していても、痛みを感じる脳の働きや、重力に対して全身でバランスを取ろうとする働き、悪いものを回復しようとする力(内包力・自然治癒力)という、腰だけの問題では無いカラダ全体としての働きが一つでも失われていれば、腰局所の問題だけで対処することはとても難しいということなのです。
それだけではありません。椎間板ヘルニアになり、なかなか症状を治すことの出来ない人に共通して言える事は、3つの大きな過ちがある事がしばしばみられます。
①よかれと思い、運動やストレッチなど、自分でカラダを悪くする事をしてしまっている
②正しいと思い、間違った腰だけの治療を受けている・続けている
③知らず知らずのうちに、カラダに負担をかけてしまう行為をしている
こういったことです。このことを「疾病形成因子」「治癒阻害因子」といい(内包力や自然治癒力と対になる言葉)、治ろうとする力を失わせるだけではなく、回復するきっかけをなくしてしまっていることがあります。さらにこれだけではありません。痛みやカラダの不調には筋力が大事と様々なところで言われていますが、特に椎間板ヘルニアをはじめ、腰の症状には<歩くための力>がどうやっても切り離す事が出来ません。歩くための筋力・・・これをどうやって正しく身につけていくかがとても重要ですが、このことを正確に指導・管理してくれるところはあまりないのが現実です。
そもそも椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアと診断を病院で受けられる方の症状遍歴を4つのパートに分けて説明していきます。
1,無症候期(症状の起きない時期)
2,初期発症期(激痛を感じ初めた時期)
3,発症経過期(痛みのやり過ごし方を覚え、1から5年以上経った時期)
4,複合素因合併高原性経過期(1の時期より数年経過し、治そうと様々な治療などの手が加わった複雑化した時期)
1、無症候期
この時期は、まだ自分の腰の強い痛みが出ないため、生活をそのまま続ける事ができるからと見て見ぬ振りをしてしまう時期です。痛みとして症状が出ないものの、以下のような症状を感じられる事が出来る時期です。また、カラダを常に動かすような趣味やスポーツをやっているような方においては、その繊細な違いを異常ととしてとらえる事が出来る方もいらっしゃいます。
・歩行中、踏み出した足がつまずき、ひっかかることがある
・朝起きた時、腰が伸びない事がある
・寝て起きた時、かかとを着くと痛くなる事がある
・旅行で長く歩いた際、ゴルフやテニスをした際に太ももの裏やふくらはぎが筋肉痛になりやすい
・寝ていて足がつる事が時々ある
・トイレで失敗する事がたまにある
・膝の内側が片方だけ痛む事があった
2,初期発症期
この時期では、初めて自分の腰が悪いんだと自覚できるようになる時期です。病院に行き画像診断をレントゲン・MRIと検査してもらうと、椎間板から髄核が飛び出しているというように言われることがあります。ギックリ腰のように激しい痛みに見舞われる事や、足のしびれを感じ始めてくる時でもあります。症状としては以下のようなものがあります。
・いつもと違う動作をした際に、急激な痛みが腰にきた
・病院で椎間板ヘルニアないし、筋筋膜症と様々な診断を受ける事がある
・朝起きて顔を洗う事がつらい
・2時間以上、車に乗ると腰が伸びなくなる
・デスクワークに限らず、長く固いイスやふんぞり返るイスに座っていると足がしびれてくる
・骨盤の中がずれるような感覚がある
・なぜか最近お腹が出てきた
・コルセットや薬がないと不安に感じるようになってきた
3,発症経過期 (痛みのやり過ごし方を覚え、1から5年以上経った時期)[/su_highlight]この時期では、あなた自身が病院や整体・整骨院などをいくつか巡り、腰痛或いはヘルニアだという自覚をはっきり持っている時期です。悩みとしても深く感じられとてもツラい思いをされていることでしょう。症状としては、くすりや湿布、コルセットが手放せない人や、整体・マッサージや電気治療などを受けずに数ヶ月は耐えられないと思われていることでしょう。1・2の症状だけではなく、以下のようなことはありませんか?
・自分で治そうと筋トレをするものの、膝や股関節まで痛くなってしまう
・自分で治そうと治し方をどこかで見てやってみたが、ストレッチをしてかえって痛める
・夜トイレに起きるようになった
・ウォーキングが良いからと歩くものの、歩くと腰が痛くなり治る気がしない
・油物が前ほど食べられなくなってきた。胃が気持ち悪くなることもある
・急にカッとなったり、イライラすることがあるが、なぜか突然落ち込むこともある
・靴のかかとが後ろばかりすり減る
・足の裏にタコができている
・腰の曲げ伸ばしが怖いため、どの動きも不安で運動をする気になれない
4,複合素因合併高原性経過期(1の時期より数年経過し、治そうと様々な治療などの手が加わった複雑化した時期)
この時期では、1から3と重複するところがありますが、大きな違いとしては、
・悪くなって10年以上経過していること
・病院だけではなく、整体やカイロ・整骨院などで様々な施術を受けていること
・自分で様々な取り組みとして頑張ってきた
・腰と足にかけてのしびれ以外に膝や股関節、背中の張りから肩が上がらないなど、さまざまカラダの症状まで出るようになってきている
というものがあります。この時期においては、施術を開始しても、良くなっていく経過に時間がかかる場合があります。それは、上でも上げた疾病形成因子というものを知らないうちに作ってしまうことが多々あり、自然に悪くなった腰痛だけではない複雑な症状に変化している場合があるのです。この場合、人為的に関節やカラダの働きまで壊れてしまっている場合があるため、薄皮をめくるように慎重に一つ一つの症状を追っていくことが必要になるのです。
こうならない為にも、強い施術や根拠に乏しい運動や取り組みなどをせず、状況の把握をしっかりとしてくれる
<過去をしっかりさかのぼる問診>
<重力に対する変化やバランスを含めてカラダの状況を緻密に見ていく検査をする>
<不要なことは不要とはっきり理解する>
こういったことを出来るだけ早く受けることが大事なことだといえるでしょう。
椎間板ヘルニアが起こる原因
一般的に椎間板ヘルニアは、腰椎と腰椎の間にある椎間板と呼ばれるものが「飛び出す」ことで、神経根を圧迫し、神経症状や痛みを出すと言われています。なぜそのような事が言われているかと言いますと、現在日本の医療は物証主義・証拠主義で成り立っている側面があります。これは、画像やデータなど、目に見えるものだけを証拠として、悪者探しをした結果「こういうことにしよう」という着地点を作った結果言われているものでもあります。
しかしながら、痛みを生じている時、しびれを出している時は、生きている人間が動いている中で異常を感じている訳で、正確にその病態を把握しようとするのであれば、流れている時間の中でその悪くなっている現象を直接見る必要があります。しかし、皮膚を切ってなかを見る事が出来たとしても、切った上での身体の中身であったり、動いている際の痛み発症しているときではなく、寝ている状態での中を見ている訳です。つまり、本当のところは切ったり寝てしまっていては、それぞれ変わってしまっている為に実際のところが分からないのです。
では、足にしびれが出たり、痛みが生じる原因を知る術がないのかというとそうではありません。小学生や中学生では、こういったヘルニアなどの腰痛や、中年以上に頻発するような病気をするようなことはあまり多くはありません。なぜそうなのでしょうか?それは、それぞれの世代の動作や活動状況をよく観察していると分かってきます。
・子供は良く動く、良く歩く、よく遊び身体を動かす事が多い
・大人はあまり動かない割に、よく食べ、よく座ることが比べて多くなります
大きくいうとこの違いが椎間板ヘルニアを始めとした原因の大部分を作ってしまっていると観察から見て取る事が出来ます。これをもう少し噛み砕いて説明しますと、良く歩いて重力に対してバランスがとれていると、皮膚を始め、関節内部や筋肉の各組織は柔軟性と保水性に富み、老化現象にみられるような身体の組成変化もなく、動きやすい状態が保たれます。こういった状態では、少しの外的な力の変化で悪くなるようなことはないのです。悪くなるにはこれらが足りなくなったという部分が大きく関係してくると言えます。
当院での改善法
当院の施術は、本来の身体が作られる行動・動作が出来る為には正常な歩行(生理歩行といいます)が必要と考えています。この正常な歩行を続け、きちんと回復出来るきっかけを与える整復(美骨整復を含む)という、本来、連続した歩行で得られるような力を関節や筋肉などに与えていく事によって正常な回復へと導くお手伝いをし、歩行や良くなる為の運動を通じて正しい手引きが出来るようにしつつ、回復のために一緒に頑張っていこうというスタンスで施術をしています。
具体的な症例とお客様の声
「きちんと原因の説明もしていただいた」上月和子さん
姿勢が悪く、歩きづらかったのですが、ここへ来させてもらってから、きちんと原因の説明もしていただき、原因となるところをしっかり診ていただいたおかげで、少しづつ姿勢も改善され歩きやすくなりました。日常生活に必要な体操も教えていただいたり、負担のかからない歩き方なども教えていただくことで、身体も少しづつ変わっていき、腰の痛みも改善され、診てもらって本当、良かったです。
ふみさんは、やる事に対して毎回しっかりと説明をしてくださり、分かりやすく、また、話しやすい方でとても安心できました。
とにかく、身体で悩んでいる人は一度、診てもらい身体の変化を感じてみてください!