『椎間板ヘルニア』の原因
前述のように椎間板ヘルニアには不思議な点 が多いですが… 髄核の突出は現実に起こっています。
「なぜ、そんなことが起こってしまったのか?」ということが「治す」ために重要な事になります。
椎間板は背骨を連結させています。
この連結させてる部分がほつれたり切れたりして外部まで穴があき、中の髄核(ほとんど水分)がそこをぬって外に露出してきます。
前回の記事でお伝えしましたように「突出した髄核が神経を圧迫する」ということは少し考えにくい のですが、 最も重要なのは(髄核が突出するまでの)椎間板を傷つけた過程になります。
その椎間板を傷つけるには、捻ったり、引張ったりする力が必要ですが、例えば女性の横座りや足組み姿勢で骨盤を捻ることが習慣になっていると、骨盤から腰椎は連動しているので、すべてが捻じれてしまいます。
その捻れる力が一番かかる椎間板が破れ(その髄核が突出し)てしまうのです。
その他にもゴルフやサッカーなど、不自然に捻る原因となることが沢山見つかります。
つまり、捻れの原因である骨盤関節の捻れに大きな問題があり、姿勢などの生活習慣の改善が、 完治までのカギとなります。
ヘルニアが起こるまでの流れ
❶骨盤関節の捻れ
❷腰椎の捻れ
❸ ❶と❷の捻れが合わさり、一番負担がかかる椎間板の髄核が突出
ということは…
身体の使い方、生活習慣の改善ももちろん大事ですが…
上記の画像のような腰をひねるストレッチをやってはいけない という事は言うまでもありません。