歩いて骨を強くする
歩きましょう
なぜなら骨が強くなるからです
例えば、少し専門的な話になりますが、歩くと骨はマイナス荷電を纏います
このマイナス荷電にプラスイオンのカルシウムが引き寄せられて骨が新しく形成されるのです。
つまり、歩くことで骨が作られ、強くなるということです(圧電効果、ピエゾ効果)
だから歩きましょう
歩かないと、どうなる?
普段から意識して歩くようにしましょう
なぜなら、歩かないと関節が弱って傷んでくるからです。
逆に歩くと関節は(油を刺したように)滑らかになり骨は丈夫になります。
(出典:https://23san.com/archives/4112)
例えば、ネジを締めてもそのまま放ったらかしにしてると緩んできたり、錆び付いたりしてきますよね?
たまに締め直したり、油を刺したり「手入れ」することでまたしっかりしますよね?
理屈は全く同じです。
歩かないと関節もだんだん貧弱になり、傷んできます。
歩くと(油を刺したように)関節は滑らかになり骨は丈夫になります。
だから、普段から意識して歩くようにしましょう。
ほな、どれくらい歩いたらいいの?
毎日、連続して「約45分」歩く時間を作りましょう
なぜなら、腰の痛みが軽減していくからです
例えば、腰に痛みがある人は、普段から連続して歩く習慣もなく、関節の動きに「滑らかさ」もなく固まっています。
しかし、(関節の損傷状態にもよりますが)そんな方でも連続して約45分歩くことで関節の動きが滑らかに動きやすくなり、腰の痛みが軽減していきます。
少し詳しくお伝えしていきますと…
まず、連続して30分歩くと関節内の滑膜から関節液(滑らかになる元)が出てきます。
関節包は関節液で満たされていき、「スポンジ」のような役割をしてる関節軟骨に関節液が沁み込み関節全体にいきわたるのに、さらに10分から13分要します。
つまり、約45分ほど連続して歩かないと関節全体に「滑らかさ」は生まれてこないのです。
この滑らかさが関節全体にあると、関節の動きが固まるということはなく、腰に痛みが出るということもなくなります。
だから毎日、連続して約45分歩く時間を作りましょう。
えー!そんなに歩けない!
そんな方は、下記の記事をご覧ください。
効率の良い歩行
8の字を描くようにして歩いてみましょう。
なぜなら、バランスが良くなるからです。
例えば、8の字を描く際に左カーブを描く時は左足(左骨盤関節)に荷重をかけれて、右カーブを描く時は右足(右骨盤関節)に荷重をかけれます。
このように左右均等に関節に荷重をかけることで右足も左足も強くなり、バランスが良くなります。
だから8の字を描くようにして歩いてみましょう。
歩く習慣がない人は…
まずは万歩計を身につけましょう
なぜなら、現状を把握して目標を立てることができるからです。
例えば、あなたが『歩かないといけない!』って今、思っていたとします。
今、どれくらい歩いてるのか把握できていないのに、目標を立てることってできないですよね?
だから、まずは万歩計を身につけましょう。
毎日少しでもいいんです
ただ、万歩計の歩数を増やすだけでなく、連続歩行(生理歩行)を普段から身につけていきましょう。
なぜなら、腰痛を克服できるからです。
例えば…
❶肘を曲げて腕を振って歩くことで股関節と肩関節が連動して動き、バランスが取れてくる。
❷股、膝、足関節を痛めないために、足の向き(外股、内股になりすぎていないか)を気にしながら歩く
❸骨盤に弾みを出すために母指を上げて離地し、骨盤関節を痛めないために「優しく」足裏全体で「静か」に接地する
❸歩く速さで効果も変わってくるため、第2生理歩行(下記の画像)の速度を出し、31-33分、連続で歩くことで関節の中に関節液が滲み出てくる。
(出典:構造医学)
❹さらに10分追加で連続歩行として歩くことで、関節の中は関節液で満たされていき、関節全体にいきわたり、身体全体が滑らかにバランス良く動きやすくなる。
もちろん普段の身体の使い方も大事ですが、上記の4点を意識して、「連続歩行」を取り組むことで、筋肉、関節が強くなり、関節が滑らかに動くようになり、腰痛を克服できます。
だから、ただ、万歩計の歩数を増やすだけでなく、連続歩行(生理歩行)を普段から身につけていきましょう。
しかし、とは言うものの、歩行不足で歩く習慣がない人がすぐに身につけれるものではありません。
だから、歩行不足な方は、まずは万歩計で歩数意識して「毎日5分」でもいいので「連続して歩く」時間を作っていきましょう。
なぜなら、それこそが、今の腰痛を克服するための一歩になるからです。
例えば、歩数を意識して少しでも連続して歩くことだけでも以前より腰の痛みがなくなったとおっしゃられる方は当院で通院されてる方でもたくさんいらっしゃいます。
逆にそれを怠る方も中にはいらっしゃいますが、やはりそれで治療を受けたとしても腰痛を克服できません。
それだけ、『連続して歩く』という活動は腰痛を克服させるには大事になってきます。
だから、歩行不足な方は、まずは万歩計で歩数意識して「毎日5分」でもいいので「連続して歩く」ことから始めていきましょう。