椅子から立ち上がる(座る)時、あなたは普段どのようにして立ち上がり(座り)ますか?

手首を痛める座り方

腰を痛める座り方

骨盤が歪む座り方

正しい座り方

手首を痛める座り方

椅子に(両手もしくは片手)手をついて立ちあがる(座る)と、 間違いなく手首の関節に負担がかかります。

それが当たり前のように習慣化すると、間違いなく、いつの間にか痛めてしまってます。

椅子と手首の固さを比べれば、どちらの方が固いかはわかるかと思います。

毎回、固いものと柔らかいものがぶつかり合ったら、柔らかいものが形を崩してしまいますよね?

手の骨は手根骨といって、 7個の小さな骨で石橋のようにアーチ(足で言えば、土踏まず)を形成している複雑な関節部分です。

この複雑なバランスを外力で崩すと、痛みやシビレなどの症状が出てきます。

これらが原因で起こる手首の障害を「手根管症候群」といいます。

悪い例

手を支えにして立ち座りをしてしまうのは、手首を痛めるどころか自分の背中を支える力を失ってしまうことになります。(長い年月、それが当たりに前になってると手の支えがないと背筋を伸ばせなくなる。)

それによって腰から首にかけての筋肉が疲労を起こし、肩こり、腰痛、背中のコリ、頭痛などの原因になりやすい。

良い例

両膝に両手を置いて支えて立ち座りすることで手首や体に負担はかかりくい。むしろ膝が弱い方には自分で荷重をかける事が出来るので膝を強くするリハビリにもなる。

慣れとは本当、恐ろしいものである。

当てはまる方はすぐに習慣を変えるように意識して過ごしてみてください。

腰を痛める座り方

椅子の立ち座りをする時は必ず「両手」「両膝」について「ゆっくり」と立ち座りをするようにしましょう。

なぜなら、そうしないと腰を痛めるからです。

例えば、よくしてしまいがちな動作で片手をついて片側に体重をかけて座る姿勢があります。

この座り方をすると腰と骨盤のラインで傾きが生まれ、歪み【関節が噛み込み(ネジが締まりすぎるような状態)】、腰に痛みが出てきます。

だから椅子の立ち座りをする時は必ず両手は両膝についてゆっくりと座るようにしましょう。

骨盤が歪む座り方

座る時は勢いよく「ドスン」と座らないようにしましょう

(出典:https://youtube.com/shorts/JYRA8eIC5wc

なぜなら、腰を痛めるからです。 ※腰を痛めるということは必ず首も痛んできます

例えば、高齢者の方で椅子に勢いよく座ると、脊椎圧迫骨折を起こしてしまうことがあります。

この骨折は高所からの転落など大きな力が加わらなければ生じない骨折ですが、年齢とともに骨がもろくなり、椅子に勢いよく座る、などの軽微な衝撃で体の重みを支えきれずに椎体がつぶれてしまう骨折です。

また、これは高齢者の方以外には関係ないというわけではありません。

勢いよくドスンと座ると、誰でも骨盤関節に衝撃(骨盤の後方への噛み込み)が入り、腰の調子が悪くなり、腰を痛めてしまいます

※腰を痛めるということは必ず首も痛んできます

だから座る時は勢いよく「ドスン」と座らないようにしましょう。

正しい座り方

対策としては、両手は両膝に置いてゆっくりと座るようにしましょう

なぜなら、そうすることで腰を痛めることはないからです

例えば、ドスンと座る人は、普段から踵(かかと)側に体重をかける癖があるので体重をコントロールできずにドスンと勢いよく座り込んでしまいます。

両手を両膝に置いて前側に体重をかけながらゆっくり座るように意識することでドスンと座らないようにすることはでき、腰を傷めずに済みます

だから両手は両膝に置いてゆっくりと座るようにしましょう

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