「座り過ぎ」も「立ち過ぎ」も「動いて立ち止まる」の繰り返し動作も足・腰を痛める (AS)
目次
・座り方
「立ちっぱなし」も良くない
立ちっぱなしはなるべく控えましょう。
なぜなら、骨盤関節が弱くなる(仙腸関節が離開する)からです。
例えば、立ちっぱなしになると踵(かかと)に体重をかけてしまいがちになります。
踵(かかと)に体重をかけて立つと骨盤が前傾します。
骨盤が前傾すると同時に大腿四頭筋(前太もも)が緊張し、それが続けば、骨盤関節が弱くなってきます(仙腸関節が離開する)
だから、立ちっぱなしはなるべく控えましょう。
「立ちっぱなし」でもできるトレーニングでリカバリー
しかし、とはいうものの、仕事で「立ちっぱなし」を避けられない人は「カーフレイズ」をして「ふくらはぎ」を動かしましょう
(出典:ふみ整体院 youtube )
なぜなら、血流が良くなり疲れにくくなるからです
例えば、立ちっぱなしで皆さん「足がだるい」という経験をされたことはないですか?
あれは「ミルキングアクション機能」が落ちてるということです。
つまり、立ちっぱなしで「ふくらはぎ」を動かさないことで血流が悪くなり疲れやすくなってるということです。
だから、立ちっぱなしの人は「カーフレイズ」をして「ふくらはぎ」を動かしましょう。
「座り過ぎ」も良くない❶
「座りすぎ」を出来るだけ減らしましょう
なぜなら腰痛が軽減されるからです
例えば、普段から座りすぎると、骨盤が後傾します。
骨盤が後傾してしまうと、後ろに寄りかかる形になってしまい、腰骨に負担がかかってしまいます。
つまり、「座りすぎ」は腰を痛めてしまうということになります
だから「座りすぎ」を出来るだけ減らしましょう。
でも、デスクワークだし…
しかし、とはいうものの、仕事で座る時間が長くなってしまうという方もおられますよね。
その場合は、出来るだけこまめに席を立つなどして歩く時間を作るようにしましょう
なぜなら、歩くことで全身をバランスよく動かすことができるからです。
例えば、長時間座り続けていると、全身の筋肉の70%を占める下半身の活動が停止状態に陥ると言われています。
70%も停止状態になると腰痛だけでなく、肥満、糖尿病、高血圧、心臓病や脳卒中、がんのリスクも出てきます。
だから出来るだけこまめに席を立つなどして歩く時間を作るようにしましょう
でもそんなに席を立つことが出来ない
そんな方は骨盤クッションを利用してみましょう
なぜなら、それにより骨盤の負担を減らし症状をある程度抑えることができるからです
例えば、骨盤クッションは、現在たくさんの骨盤ケアグッズとして市販されています。いくつかのタイプごとの特徴と私の使用感をお伝えしますね
1、「柔らかく」、お尻が沈み込むクッション
座った感じは悪くありませんが、上記した腰を動かす運動がやりにくいこと、そして動きたくなくなってしまう感じがありました。
2、「硬く」、あまり沈み込まないクッション
座った最初の感触は、柔らかいものと比べると心地の良い感じはあまりありませんが、長く座る際には意外と気にならなくなります。しかし、腰を丸めて座ってしまうとお尻の痛さが際立ちました。
3、オススメ ヨックション
意外に良いのがこのクッション
空気の偏りをなくし、左右対象になるようバランス良く設計し体圧を無理なく分散することで骨盤にかかる負担を減らしてくれます
もしくは円座クッション
だから、基本的に出来るだけ長く座らないことが大事ですが、仕事上、避けられない方は上記のような骨盤クッションを利用してみましょう
座る時間が長い人は座って出来るトレーニングでリカバリー
(出典 : ふみ整体院 youtube )
座り方
椅子の立ち座りをする時は必ず「両手」は「両膝」について「ゆっくり」と立ち座りをするようにしましょう。
なぜなら、そうしないと腰を痛めるからです。
例えば、よくしてしまいがちな動作で片手をついて片側に体重をかけて座る姿勢があります。
この座り方をすると腰と骨盤のラインで傾きが生まれ、歪み【関節が噛み込み(ネジが締まりすぎるような状態)】、腰に痛みが出てきます。
だから椅子の立ち座りをする時は必ず両手は両膝についてゆっくりと座るようにしましょう。
「動いて立ち止まる」の繰り返しも良くない
「動いて立ち止まる」の繰り返しも出来るだけ控えるようにしましょう
なぜなら、足・腰に「痛み」が出やすくなるからです
例えば、 少し詳しく説明していきますと
❶「動いて立ち止まる」の動作を繰り返し行うと動き出しの際にエネルギー(体力)を使い、左右差が強く出てしまいます。
左右差が出ることで「アンバランス」になっていきますよね?
その結果、片側に負担がかかり「痛み」が出やすくなります。
❷また、それだけでなく「圧電効果」が生まれにくくなり、関節の「滑らかさ」が失われていきます。
その結果、「痛み」が出やすくなります。
だから「動いて立ち止まる」の繰り返しも出来るだけ控えるようにしましょう
対策として❶
「動いて立ち止まる」動作が多い人は、立ち止まり時に「その場で足踏み」しましょう。
例えば、下記の動画をご覧いただければお分かりになるかと思うのですが、
(出典;ふみ整体院)
このように立ち止まり時に「その場で足踏み」をすることで左右均等に体重をかけることができて、動き出しの際に余分なエネルギー(体力)を使い、左右差が強く出てしまうということを防ぐことができます。
だから「動いて立ち止まる」動作が多い人は、立ち止まり時に「その場で足踏み」しましょう。
対策として❷
「動いて立ち止まる」動作が多い人は、立ち止まり時に「その場で静かにカカト落とし」しましょう。
例えば、下記の動画をご覧いただければお分かりになるかと思うのですが、
(出典;ふみ整体院)
このように立ち止まり時に「その場で静かにカカト落とし」をすることで左右均等に体重をかけることができて、動き出しの際に余分なエネルギー(体力)を使い、左右差が強く出てしまうということを防ぐことができます。
だから「動いて立ち止まる」動作が多い人は、立ち止まり時に「その場で静かにカカト落とし」しましょう。