『脊柱管狭窄症』の症状・原因・間違い・対策

主な症状

起こる原因

間違い①

間違い②

間違い③

「人らしさ」とはなんぞや?

ぜひやっていただきたいこと

陽圧歩行❶

陽圧歩行❷

陽圧歩行❸

脊柱管狭窄症の主な症状

・神経症状(原因から生まれたもの)

・血管障害(原因から生まれたもの)

・排尿障害(原因から生まれたもの)

などがありますが・・・

原因はどこにあるのか?

まず…「圧迫」が原因ではない

圧迫は「ただのきっかけ」である

圧迫

長年の経過(圧迫されるような崩れた体でいること)で(だんだんと崩れ)傾き、ねじれでその圧迫されてる神経、血管が大きく引っ張られることで「神経症状」「血管障害」として出る

「排尿障害」は、馬尾(ばび)障害(脊柱管全体が狭くなって脊髄からつながる神経が圧迫される)が進むと出てくるのですが、これは手術をしても回復しにくい症状です。

脊柱管狭窄症が起こる原因

脊柱管狭窄症の症状が出るまでの過程を考えると、少なくとも5年以上前から要因を抱えたものがそれぞれの経過を辿って発症していくものと考えられます。

・椎間板の組織変化(変性)により起こるもの
・脊椎の椎体・椎弓の骨の変形でおこるもの
・椎間関節にある関節包の組織が厚くなることで(肥厚する)起こるもの
・背骨の骨折や亜脱臼などによって起こるもの
・すべり症(骨折や脱臼などによる縦方向のズレ)により起こるもの
・すべり症以外の脊椎の回旋や横方向のズレによりおこるもの

・上記のそれぞれが合わさった要素として起こるもの

脊柱管狭窄症の間違い① 

脊柱管狭窄症の原因は神経圧迫である??????

「なぜ、神経圧迫は起こるのか?」

神経の圧迫?

脊柱管に神経根が入ってます。

そこの部分が狭くなる

狭くなり・・・動作としては前かがみになると楽!

腰をそらすとしんどくなる

歩くとしんどくなる。

前かがみにしてまた休むと楽。

歩くとだんだん神経圧迫が起こり、症状が出る

ひどいと痺れ、排尿障害などが起こる

前かがみでその圧迫してるのが取れる、痺れが解放される一時的に楽にはなる

「脊柱管狭窄症の原因は神経圧迫だ!!」

それではヘルニアとどう違うのか?という話になる

その考え方だとヘルニアと変わらなくなる。

「どこで圧迫されてるのか?」を考えないといけない

そこの部分が神経が圧迫することでその神経症状が出るのか?

それで圧迫することで「シビレ」が出るのではない

圧迫が発生してそこで結果的に・・・

「傾き」「ねじれ」が発生してそこが大きく引っ張られる(正座と同じ)ことで「神経症状」として出る

脊柱管狭窄症の間違い②

加齢

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ある年齢で頻発?

それではみんな全員がなる?

そうでもありません

「歳だから」

ならない人もいます

若くてもなる人もいます

加齢は、原因ではなく、ただの「1つのきっかけ」であり、長年の経過(圧迫されるような崩れた体でいること) でなる。

脊柱管狭窄症の間違い③

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筋肉が硬くなる…?腸腰筋、大腰筋(深層筋)が硬くなる?

だからほぐさないといけない?ほぐさないと改善しない?

原因は筋肉が硬い?

脊柱(全て)の問題があり、腰部だけで脊柱管ではない。頚椎、胸椎、腰椎、仙椎なども含めて脊柱である。

・全体として問題が起こる

・脊柱の動きが悪くなる

・腰椎に力の集中がかかる

・間に摩擦エネルギー

・ぶつかるようなエネルギー

・そこに隙間を埋めてしまうような力のエネルギー

上記のことが加わることでそこが狭くなり、さらに硬くなり(自分の体を守ろうとして、使い方などの差で)、結果的に筋肉は硬くなります。

ただ「筋肉が硬い」のは脊柱管狭窄症の原因ではない

それは根本原因ではない。だから筋肉を緩めるのは根本改善にはならない。

起こってる原因の中で派生した1つの症状が、筋肉が硬い!ただそれだけ!にすぎない。

仮に筋肉を緩めて・・・仮に症状が変わったとしても、根本が改善したわけではない。

それでは、痛みが取れた。しびれが取れた。仮に、痛み、痺れが取れたことで脊柱管狭窄症が治った。

いや、それはただの一時的に取れただけ・・・かもしれない。

「人らしさ」がきちんと回復された。

そこが根本的に改善されたになってきます。

「人らしさ」とはなんぞや?

脊柱管狭窄症だけに限らず、みなさんに考えていただきたいのは、

日常生活で今の体の使い方がどれだけ、後々どう影響してくるのか?

・座りすぎ

・前かがみの姿勢が多い

・乗り物にずっと乗ってる

・しゃがむことが多い

など・・・偏った、もしくは、あまりにも偏りすぎた動きでどういう風に体が変わってしまうのか?

良くも悪くも・・・悪くならないためにも、何が必要なのか?を考えていかなければいけませんね。

脊柱管狭窄症で歩きにくい人は陽圧歩行(圧を高めて歩く)をしましょう

なぜなら「陽圧歩行」をすることで歩く力がつくからです

例えば、狭窄症の方は、歩いてて痛みが出だしてしゃがみたくなる傾向があります。
しゃがむとすぐさま歩きやすくなります。
でも歩いてるとまた痛みでしゃがみたくなる。

歩く時にこれを延々と繰り返します。それが嫌で歩くのが嫌になって歩かなくなるという傾向があります。

これは何が起こってるのかと言いますと

歩行時に足を前に出す力が弱いことで関節内が陰圧状態で歩いてしまってるんです。

陰圧状態だとフニャフニャとなり耐えられなくなり、しゃがみたくなります

しゃがむと関節内が圧が高まり陽圧になり、また歩きやすくなります。

しかし、また陰圧状態になり耐えられなくなり、しゃがみたくなる

これの繰り返しを行なってると言うことです

圧を高める機会をこまめに作らないと解決していきませんしどんどんさらに弱くなっていきます

だから狭窄症で歩きにくい人は陽圧歩行(圧を高めて歩く)をしましょう

陽圧歩行❶

陽圧歩行❷

陽圧歩行❸

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