関節を温めてはいけない理由
骨や軟骨を含め、人間の組織は、何からできているかを知ってますか?
骨はカルシウムという認識の人が多いと思いますが、
実は骨の8割はたんぱく質で、残りの2割がカルシウムです。
たんぱく質ってどんなもの?
知ってる方もいると思いますが、
たんぱく質は「熱に弱い」という大きな特徴があります。
たんぱく質の熱変性は42.4度から始まります。
卵の白身を想像していただければわかりやすいと思いますが、非常に熱に弱い物質です。温泉卵であるように、40度以上あるお湯に浸かれば、10分ぐらいで白濁して組成が「変性」して形を変えて固まってしまいます。
人間の体、関節も熱に弱い
人間の関節も同じように、熱を続けると関節を構成する上下の
骨がドローっと徐々に融け始め形を変えていき、
変形性関節症が出来上がります。
そうなりたくないのであれば、見直さないといけませんね。
冷え性であれば、冷やすと余計に冷えてしまいますよね?
であれば、
「なぜ、冷え性なのか?」
を考えていかなければいけません。
冷え性だから(外側から)温めればいいと考えも見直さなければいけません。