正しい歩き方

目次

歩く時は足指を上げるようにしましょう

歩幅は大きく

歩幅を大きくして歩いたら余計に痛くなった?

歩幅を大きく歩くのが難しいなら

足音を立てて歩くとX脚になる

(足裏を見せるように)プレスイングを意識して歩きましょう

プレスイングを意識するために

腕を振って歩きましょう

 腕を振るのが難しいなら

歩くときは足指(母趾)を上げるようにしましょう

なぜなら、プレスイングが出なくなり足腰が(傷んで)弱ってくるからです

例えば、下記の画像を見ていただくとお分かりになるのですが、歩行周期の立脚期の中でほとんど足指を上げて前方に進んでることがわかります

つまり、それだけ足指を上げて歩くことが必要になるということです。

歩行時に足指を上げないとプレスイングが出なくなり前方への推進力が落ちて足腰が(傷んで)弱ってきます

だから、歩くときは足指(母趾)を上げるようにしましょう

平地では歩幅を「大きく」して歩きましょう

なぜなら、腰の痛みが出にくくなるからです。

例えば、歩幅を大きくして歩くと骨盤関節が回転するように動き出します。

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=Zcd242pXjYY

そうすると前方への推進力が出てきて(仙腸)関節に滑らかさが出てきます。

(仙腸)関節が滑らかになれば、腰の痛みが出にくくなります。

だから、 平地では歩幅を「大きく」して歩きましょう。

歩幅を大きくして歩いたら余計に痛くなった

しかしとはいうものの、歩幅を大きく歩いて腰を痛めてしまう方も中にはおられます。

そんな方は、接地時、足は「ゆっくり」と地面につけるように意識して歩くようにしましょう。

なぜなら、そうしないと骨盤を痛めるからです。

例えば、骨盤の動きを出すために歩幅を大きく歩くと少なからず「勢い」が出てしまいます。

その「勢い」が出てそのまま接地時に「ドスン」と足を地面につけてしまいがちになります。

この「ドスン」と足を地面につけることで衝撃(ダメージ)が足関節に入り、膝関節、骨盤関節と上に伝わって骨盤を傷めてしまうことになります。

だからそうならないためにも、歩く時は歩幅を大きく歩いて接地時、足は「ゆっくり」と地面につけるように意識して歩くようにしましょう。

しかし、とはいうものの、慣れていないと足を「ゆっくり」と地面につけるのが難しかったりします。

そんな方は、膝を「軽く曲げた」状態で足を地面につけるように意識してみましょう

(出典:ふみ整体院 youtube)

なぜなら、膝を軽く曲げた状態であれば、勢いを落とし「ゆっくり」と地面につけやすくなるからです

例えば、「ドスン」と勢いよく足を地面につける場合はだいたい、膝が伸びきった状態になっています。

膝が伸びきった状態だと加速して勢いが出てドスンと接地してしまいますが、膝を軽く曲げた状態だと「ゆっくり」と地面接地しやすくなります

だから、膝を「軽く曲げた」状態で足を地面につけるように意識してみましょう

歩幅を大きく、足音を立てないようにして歩けないなら

まずは小股で静かに歩くようにしましょう

なぜなら、小股で歩けば骨盤を傷めないからです。

例えば、歩幅を大きくするのが慣れていない人が無理に歩幅を大きくすると『ドスン』と勢いよく足を地面に接地してしまいます。

このドスンが骨盤を傷めてしまい、歩いて調子を悪くしてしまうことになります。

だから、歩幅を大きく出して歩けないならまずは小股で静かに歩くようにしましょう。

足音を立てて歩いてると… X脚になっていく

普段から足音を立てないように静かに歩くようにしましょう

なぜならそうしないと腰を痛めてX脚になるからです

例えば、足音を立てて勢いよく歩くと骨盤関節(仙腸関節)が噛み込み、腰を痛めて股関節(大腿)が内旋し、下腿は外旋していきます。

つまり、内股気味になりX脚になるということです

だから普段から足音を立てないように静かに歩くようにしましょう

(足裏が見えるように)プレスイングを意識して歩くようにしましょう

なぜならプレスイングを意識しないと腰が痛くなりやすいからです

例えば、専門的な話になるのですが、プレスイング(地面について足指が離れる直前の動き)を意識して足裏が見えるように歩くことで(イニシャルコンタクト時)ドスンと勢いよく足を接地することが軽減されます

逆にプレスイングを意識しないと(イニシャルコンタクト時)ドスンと勢いよく足を接地してしまい骨盤関節が噛み込んで腰に痛みが出やすくなります

だから(足裏が見えるように)プレスイングを意識して歩くようにしましょう

歩く時は「腕を振って」歩くようにしましょう

肘を曲げたまま腕を後ろに引くように

なぜなら、「バランス」が取れるからです。

例えば…

❶歩いてる時に、肩関節(上肢)の振りが弱いと股関節の動きが悪くなります

股関節の動きが悪くなるということは同側の足(下肢)の出が悪くなり、バランスを崩して歩くことになります。

❷また、その状態で歩いてると、代償動作(かばう動作)により対側の骨盤関節(仙腸関節)を痛めてしまう可能性も出てきます。

つまり、余計にバランスが崩れるということになります。

だから歩くときは「腕を振って」歩くようにしましょう

腕を振って歩け!って言われても

「腕を振る」と言われてもなかなかすぐにできなかったりします。

そんな方は「振り子」をイメージして肩関節を動かすことから始めてみましょう

なぜなら、肩関節を動かして腕を振りやすくなるからです。

例えば、よくあるのが、背骨を回旋(ねじり)しながら、腕を振る動きをされる方がいらっしゃいます。

これは肩関節から動かして腕を振ってるのではなく、背骨を回旋(ねじる)することで腕を無理矢理、動かしてるだけになります。

これではただの代償動作(かばう動作)であり、腰に負担がかかってしまいます。

だから、腕を振るのが慣れないなら「振り子」をイメージして肩関節を動かすことから始めてみましょう。

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