「自転車」のリスク
目次
頻繁に「自転車」に乗るのは極力控えましょう
なぜなら、不健康になるからです。
例えば、自転車によく乗ってると大腿四頭筋(前太もも)ばかり筋がついて
下腿三頭筋(ふくらはぎ)が弱ってきます。
歩行に必要な下腿三頭筋(ふくらはぎ)が弱って、歩きにくくなります。
歩きにくくなるとどんどん関節は弱って、傷んで、年齢以上に年老いてきます。
つまり、不健康になるということです。
だから、頻繁に「自転車」に乗るのは極力控えましょう。
骨盤の仕組み
骨盤(仙骨と腸骨)の仕組みは、ワインコルクに似ていて、栓するときに三角形のコルクをギュッと口に押し込み安定させるようなイメージで考えていただくとわかりやすいかと思います。
もし、ワイン瓶の口がコルクより大きすぎたり、また押し込む時に瓶が不安定だった場合、コルクでしっかり栓をすることができません。
下が安定して、上からまっすぐ力がかかった時に、初めて安定した強い栓が出来るのです。
人の体も同様に、上からまっすぐに上体重(上半身)がかかり、下半身(骨盤)が安定のもと受けなければ、 しっかりと直立することができないのです。
このような(仙骨と腸骨の)挟込み関節をテーパージョイントといいます。
自転車のサドルが、テーパージョイントを壊してしまう!?
腰の安定は、上体荷重を仙骨で挟み込んで成り立っていることはお解りいただけたでしょうか。
しかし、自転車はこの(仙骨と腸骨の)挟込みジョイントに悪影響を及ぼします。
恥骨をつなげている軟骨の、恥骨結合という柔らかい部分に、ちょうど自転車のサドルが喰い込むのです。
下から(突き上げられる力が発生して)恥骨部分の結合に対して離開力を働かせ、その力は仙骨と腸骨の挟み込み関節部分も離開させてしまいます。
いわゆる捻挫の状態です。
こうなると、知らずと腰に力が入らなくなったり、腰痛が発症したり、歩くスピードが遅くなったり、疲れやすくなっていきます。
また自転車に乗ることで振動が発生してその振動が捻挫した関節(恥骨結合の離開と仙骨と腸骨の挟み込み関節の離開)に伝わり、余計に骨盤の状態が悪くなります。
非常に厄介な損傷です。
『太もも』より「ふくらはぎ」を
『太もも』の筋肉より
『ふくはらぎ』の筋肉を意識しましょう
なぜなら、太ももの筋肉をつけても「膝・腰の痛み」は軽減されないからです。
例えば 自転車を漕ぐときに使う筋肉は『太もも』です。
歩くときに使う筋肉は『ふくらはぎ』です。
『太もも』を意識してしまう自転車をこぐと腰痛はひどくなり…
歩いて『ふくらはぎ』を意識していけば、足腰の痛みが軽減されていきます。
だから『太もも』の筋肉より『ふくはらぎ』の筋肉を意識しましょう
自転車に乗るよりも普段からわざわざ歩く時間を作りましょう。
なぜなら足(前太腿)が太くなるからです
例えば、歩く習慣がない人は、踵(かかと)に体重をかけて立つのが当たり前になっています
踵(かかと)に体重をかけて立つと骨盤が前傾します
骨盤が前傾すると同時に大腿四頭筋(前太もも)が緊張し、それが続けば、大腿四頭筋ばかりが緊張して足(前太もも)が太くなります。
だから、そうならないためにも自転車に乗るよりも普段からわざわざ歩く時間を作りましょう。