膝はどのように動いてるのか?
膝関節の動きは、
曲げる(以下:屈曲)
伸ばす(以下:伸展)
屈伸運動中に関節内では若干の回旋運動が生じています。
もう少し詳しくお話ししますと…
膝を伸ばす時、完全に伸ばしきる手前から脛骨が大腿骨に対して「外側」に捻られる(脛骨の外旋)
大腿骨は屈曲・伸展の際に、膝が軸で動けるように「転がり」と「すべる」の運動を行います。
曲げ伸ばしする時に上記のような複雑な動きが含まれています。
「転がりながら滑っていくんです」
この動きが普段からきちんと出来ていれば、滑液が出て、半月板も損傷しないし、関節がすり減ったりはしないということです。
・屈曲位から伸展する時に、外旋運動(脛骨が大腿骨に対して外側に捻られる)が起こる
・歩行時、足を前に振り出す時に足は外側を向く
・転がり滑り運動
逆にこれがないと…
うまく荷重できていないということで滑液が枯渇し、半月板も損傷しやすくなり、結果的に、すり減りも起こり変形しやすくなってきます。