温めると●●が良くなる?

『温めると血行が良くなる』という声が聞こえてきそうです。

温めれば血流が旺盛になる映像をテレビで見たことがあるかもしれません。確かに沸騰する水をみれば解るように、静かだった水は熱のエネルギーをもらうと、ボコボコと動き始めます。

 

通常、物質は熱をもらうと旺盛な運動を起こします。それは血液もしかりです。

だからといって「やっぱり温めるのは血流が良くなるんですね」と思うのは気が早いです。

血管の中では大変なことが起きています。例えば、湯あたりを思い出して欲しいのですが、 40℃近い熱めの湯に、我慢して長い時間入るとのぼせて倒れます。

血液はなんとか身体を守ろうと必死で熱を溜めない様に慌て動くわけです。その時、熱によって血球についていた栄養素は削ぎとられてしまいます

栄養交換の役割を果たす事無く熱の対応に追われている結果、身体は異常な疲労感を残します。

 

全身で起きればいわゆる「のぼせ」になりますが、局所で起きれば局所の「のぼせ」が起こり、 その部分の老化を早めることになるわけです。

具体的にいえば、ホットパック遠赤外線マイクロ波ホッカイロを局所に当て続けることがそれ(局所の「のぼせ」)に当たります。

一方で、冷やすと血球に結びついている栄養素を壊す事無く、流れが規則的になり、栄養交換がスムーズに行われます。

熱を加えると 一見旺盛に見える血液の流れは、実は規則性を失い血管内抵抗が増え、むしろ流れが悪い状態を招いています。

比べて冷やすと流れの規則が整い、しっかりと血液の役割を担うことで痛めた個所の回復もどんどん促すことができるのです。

もちろん、熱を防いで細胞の鮮度を保ち、新たなダメージを負わせない事も回復を促す大事な一因です。

野球中継で当たり前となった投手の肩のアイシングは、上記説明を表す代表的な例で、 以前に比べると投手の選手生命が10年近くあがったのは周知のことですよね。

要するに回復を促し鮮度を保った結果です。

上記のことから、温めると血行が良くなるのではなく、冷やした方が血行が良くなるのです。

 

温めると、細胞の老化を早める

冷やすと、細胞の回復を早める

 

 

 

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